空我道場主のミカミが、アマチュアキックボクシングの試合に出場するために、最低限必要だと考えている要素は3つあります。
- 防御技術
- スタミナ
- 最低限の攻撃力
これらの3点はもちろん全て重要ですが、あえて優先順位をつけると上記の並びになると思います。
この順位は、指導者によって意見が割れるところで、おそらくスタミナを最重要視される指導者の方も多いと思います。
確かに、ちゃんと走ったりミット・サンドバッグ練習をすればスタミナは誰でも身に付くものなので、「スタミナ不足で負けること」=「試合に向けての準備不足で負けること」だとも言え、そういう意味では、スタミナ不足はあってはならない敗退ではあります。
しかし、スタミナがあったとしても打たれまくってダメージが蓄積すると選手の日常や今後にも関わります。
逆に、防御技術が最低限身に付いていれば、たとえスタミナ不足だったとしても大けがをする確率は減るのではないかと考えており、あえて防御技術が一番大事としています。
また、「最低限の攻撃力」とは「同体重の対戦相手に攻撃がクリーンヒットした際にダメージを与える攻撃力」とここでは定義させてもらいます。
攻撃力は才能で決まるイメージがあるかもしれませんが、身体の使い方を理解して鍛えれば、最低限の攻撃力は身に付くものだと考えています。
試合に出られる程度に、これらの3つの要素を身に付けるのに必要な期間は、未経験の方が週に2~3回練習したとして、早くて半年ぐらいかなと考えています。
もちろん、空手やボクシングの経験がある場合はより早く試合に出場できるでしょう。
また、格闘技は未経験でも他のスポーツで鍛えている方の場合は基礎体力があるでしょうから、人によっては、もっと短い期間で試合に挑戦できるレベルまでたどり着くこともあると思います。
試合出場に興味がある会員の方は、空我が出場しているアマチュアキックボクシング大会のページもご確認ください