関西で行われているアマチュアキックボクシング大会のうち、空我道場から参加している、または参加したことのある大会をご紹介します。
stand up
キックボクシング&空手などの立ち技交流大会で、アマチュア選手や若手プロ選手の育成の場として開催されています。
ISKA(インターナショナルスポーツキックボクシング・カラテ協会)世界バンタム級王座をはじめ5冠を手にし、Krushなど様々なリングで活躍した寺戸伸近氏がGMを務める、近年のコロナ渦にスタートしたイベント組織です。
組織の立ち上げからまだ短いですが、プロイベントもアマチュアイベントもとても積極的に開催されていて、2023年はプロ大会を7回、また全国各地でアマチュア大会を14回(京都では6月と11月の2回)開催されています。この”手数”の多さや積極性は、寺戸GMの現役時代のファイトスタイルを彷彿とさせますねえ。
「stand up」のプロ大会で実績を残した選手がRISEにも出場しているため、アマチュア大会からプロ大会、そこからRISE出場という目標が立てやすく、プロを目指す選手にとっても張り合いがあるイベントなのではないでしょうか
また、アマチュア大会もレベルごとに細かくルールが設定されていて、初試合の方やカジュアル層の方にとってもチャレンジしやすい大会だと思います。
2023年11月の京都大会に空我から数年ぶりに参加しましたが、RISEに強豪選手を送り出している及川道場さんや那須川天心選手が在籍していたTEPPENジムが新しく大阪に出したTEPPENジム大阪の選手も多数参加しており、活気がありました。
大会運営もスムーズでしたし、京都市内での開催なので、これからも空我から出場を目指すアマチュアキックボクシング大会としていきたいと思います。
う~ん、TEPPENジムに負けたくないですねぇ笑
神戸カップ
毎年3月、神戸の王子公園スポーツセンターにて開催されるアマチュアクシング大会(フォー・オール・ボクシング・コミュニティさん主宰)です。
神戸・大阪・京都を中心に多くのジム・道場から選手が出場しており、フェザー級・ライト級のトーナメントは特に盛り上がります。
この大会の新人戦には「試合経験がない選手・試合で1勝までの選手」しか出場できないというルールがあるため、空我でも格闘技未経験で初試合の方におすすめしている大会です。
また、トーナメントに優勝すると、同じくフォー・オール・ボクシング・コミュニティさんが主宰されているプロ・アマ合同イベントの「ABW」に優先的に出場することもできます。
グリーンボーイファイト
毎年3回(だいたい3月・5月・7月)、京都府亀岡市のガレリア亀岡にて開催される、アマチュアキックボクシング大会(京都野口ジムさん主宰)です。
この大会は、A・B・Cクラスとクラス分けされており(C→B→Aの順で高レベル)、Aクラスは大変レベルが高く、プロレベルといってよいかと思います。
また、Bクラスからは首相撲からの攻撃が無制限に認められています。なので、アマチュアキックボクシング大会というより、アマチュアムエタイ大会というべきかもしれません。
首相撲の有り無しによって試合展開がかなり変わるので、この大会で上位を目指すのなら首相撲の練習が必須になります。
首相撲の練習は、首相撲なしのキックボクシングルールにおいてもフィジカル強化やディフェンス技術の向上に最適なので、練習に組み入れていきたいと前々から思ってはいるんですが、人によって好き嫌いが分かれるんですよね。
でも、選手を目指すなら首相撲が認められているか認められていないかに関わらず、アマチュアでもプロでもやるべき練習だと思います。
NEXT☆LEVEL関西
空我からは、一度だけ参加したことのある大会です。
長い期間定期的に大会開催されていてアマチュアキックボクシング大会としてのレベルも非常に高いと言えると思います。また、子どもたちの参加者が特に多いのが特徴です。
ただ、試合が開催されるのが堺市で、京都からはちと遠い・・・
並べてみると、アマチュアキックボクシング大会の試合出場の機会は、関西でも多くあるものだなと感じます。
関西で開催されている大会はほかにもあるので、機会があれば出場していきたいと思います。