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蹴って、殴って、映画見て、人生で直面でするあらゆることを探求している我々が、2023年に探求した映画のなかからこれぞという作品を紹介していきます!
ミカミの「2023年に観た映画」ベスト10
※2023年劇場公開の作品ではなく、わたしが2023年に鑑賞した映画ですので、ご了承くださいm(__)m
1位 THE FLASH/ザ・フラッシュ
コミカルでありながらエモーショナルでもあるストーリーが、怒涛の勢いで展開されます。派手な場面から細部にいたるまで演出が素晴らしく、本当に驚異的な映像体験でした。監督も脚本も演者も本当に魅力的!!
2位 スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース
アニメーション表現の最先端!!これぞ極北!!あまりの凄さに、上映中は我が目を疑いっぱなし!
技術だけでなく、アニメならではの演出で心象風景を表現する芸術性の高さにも心が奪われます。早く続きを見たい気持ちもありますが、何度か鑑賞してその凄まじさを味わい尽くしたい作品。
3位 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3
わたしは世界に100万人ほどいるであろうジェームズ・ガン信者の1人だと思っていますが、彼の一つの終着点がこの作品だと思います。何度も何度も父親を殺し続けた彼の「父殺し」の物語はこれで終わるのでしょうか?ガーディアンズたちのそれぞれの成長を3作品で描いてきたこのシリーズには思い入れがたっぷりです。
4位 ライダーズ・オブ・ジャスティス
”北欧の至宝”マッツ・ミケルセンが、その演技力や存在感を存分に発揮しています。
傷ついた男たちが自分にできる”何か”を求めてたどり着いた先に、どんな結論が待っているのか?人生の不条理に対してどう立ち振る舞うのかを考えさせられる秀作。
5位 FALL/フォール
ワンシチュエーションホラーというジャンルになると思いますが、単なるアトラクション映画ではありません。
とにかく、高所のシーン(ほとんどのシーン)ではずっと手に汗を握りっぱなし!わたしの人生において、これほど恐怖を”体感”した映画はなかったと思います。
ぜひ大きなスクリーンでご覧ください!スマホ視聴はダメ。ゼッタイ。
6位 フェイブルマンズ
「ボクは映画によって救われて映画のおかげでこんな素敵な人生を送ることができました。映画って素晴らしい!」スピルバーグ監督談…みたいな映画を想像していたのですが、全く違いました。
映像が炙り出してしまう真実、映像が作り出してしまう虚構、というむしろ映画の負の部分を巨匠スピルバーグが自戒的に表現しているように感じました。それでも映画って素晴らしい!
7位 ブラック・フォン
少年時代に観たかった映画。少年が持てるすべての能力を駆使して恐怖を乗り越える話、大事なのは結果だけじゃない。あまり下調べしないで観ていただきたい。
なんかスティーブン・キングっぽい話だなぁと思ったら、原作はスティーブン・キングの息子であるジョー・ヒルが書いたものでした。
8位 NOPE /ノープ
主人公たちに課せられたのは「UFOから身を守りつつ」「UFOを撮影する」という、相反しすぎなミッション。こちらを立てればあちらが立たずの、ミッション・インポッシブル状態。
UFO(未確認飛行物体)の概念を拡張させてくれるような映画でした。”何かが空を飛んでいる”のは確かでも、UFO=エイリアンの宇宙船というわけではないのです。
見た人は同意していただけるかと思いますが、監督はエヴァンゲリオンのファンであることを公言しています。
9位 エルヴィス
エルヴィス・プレスリーについて、ほとんどなにも知らない状態で観たのですが、彼の魅力や苦悩が伝わるとても良い伝記映画でした。有り余る才能と愛すべき人間性を兼ね備えたスーパースターが闘わなければならなかったのは自身のマネージャーだった…。
契約内容をちゃんと理解するとか、困ったときは弁護士に相談するとか、人生で大事な点を教えてくれるという意味でも意義深い映画ですね。
10位 ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!
2位のアクロス・ザ・スパイダーバースと同じく、この作品もこんな絵がこんなに動いていいの!?と驚愕した作品でした。
地下道に住む日陰者の亀のティーンエイジャーたちの等身大の青春を描くという難題に成功しつつ、登場するすべてのキャラクターを”悪人””善人”といった二元論に陥らない形で作り上げていることに感動を覚えました。”誰もが美しくないし、誰もが美しい。”そんな気持ちにさせてくれる作品でした。
そのほかの印象的だった映画2本
ランキングに入れなかったものの、ぜひ紹介しておきたい作品があります。
「ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り」は、評判は聞いていたにもかかわらず、それを超えてくる出来で、こういうジャンルの映画がこれほどの完成度と独自性をもって制作されたことにかなりの驚きを感じました。
「Pearl/パール」は、個人的には性に合わないかなぁという気分でもありますが、しばらく後になってからじわじわと語りたいことが浮かんでくるので、評論家の方々たちが高く評価をしているのがわかるような気もしました。
2023年はあまり映画を観ることができず、例年以上に偏ったラインナップになってしまった気がします。
マーベルやDCといったアメリカン・コミック映画を多数ランクインさせ、しかも上位に並べてしまったことについては、自分でもどうかと思います。でも、映画表現として革新的な作品や、個人的に強く共感できた作品だったので、自分に素直になってあれこれ計算せずにランキングを付けました。
そもそも論として、良かったと思っている作品に順位を付けても仕方がないとも思うんですがね。
2024年は、ヒーロー映画ばかりではなく、等身大の人間ドラマを描いた映画や後回しにすることが多い邦画をもっと多く観ていこうと思います!
空我道場の皆さんの「2023年に観た映画」ベスト
空我会員の方にもベスト映画をお聞きしました。
まずは、コメント付きでお答えいただいた方のベスト映画から紹介します。(コメントは原則そのまま記載しています)
グランツーリスモ(Yさん)
私は「グランツーリスモ」という映画がおすすめです。
「グランツーリスモ」を知らない人にはあまり理解できない描写がありますが車好きなら一度は見た方がいいと思います。Amazonプライムに入っていれば無料で観れるので是非ご覧ください
ゴジラ-1.0(Sさん)
今年なら「ゴジラ-1.0」です!
とりあえず迷ったらゴジラ見とけばいいと言ってもいいぐらい映画でした
ゴジラ知らないしでも見やすいかも?(僕も初見でした)
RRR ほか9作品(Jさん)
結構真剣にランク付けしてみました。
1位 「RRR」(今年東舞鶴で上映してましたf^_^; やっと見れた)
2位 「シャザム!~神々の怒り~」
2位(同率) 「1秒先の彼」
4位 「ゴジラ-1.0」
5位 「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」(4DX)
6位 「ラーゲリより愛を込めて」
7位 「スズメの戸締り」
8位 「ジョン・ウィック:コンセクエンス」
9位 「シン・仮面ライダー」
…
10位 「アントニオ猪木を探して」
コレが僕のベスト10ですかね。でも…一番あーだこぉだ言いたくなるのは🎥やはり10位のヤツ(笑)
正面から捉えると明日への活力を与える佳作。
プヲタとして斜め向きに見ると💪新日本プロレスの51年の歴史上、猪木との直接対決はもう出来ない、これまでも猪木とのコンタクトが少なかった棚橋と言うレスラーが、団体創設以来初めて猪木超えを成し遂げた人間なんだよと。
観客に印象を植え付けさせる…新日本プロレスらしい💦いやらしいパワーやメッセージやバイアスを感じさせる問題作でしたね。(ひねくれてんな、我ながら)
ゴジラ-1.0(Tさん)
昭和の特撮に関しては僕も一目置いてる知人が絶賛してたので「ゴジラ-1.0」を観たのですが、ツッコミどころはあるにしてもそれを補って余りある名作でした。ゴジラはこうでなくちゃ(浜辺美波超人説は続編へのフリ?)。
テレビドラマは『セクシー田中さん』一択。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(Yさん)
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3」おもろしかったです!
キャラクター全員が個性豊かで、笑いあり涙ありでとても良かったです。
1と2を見たことがない方は、1と2を見た方が絶対楽しめるので見ることをオススメします!
インシディアス 赤い扉 ほか5作品(Hさん)
「インシディアス 赤い扉」良かったかな。「かくれんぼ」「殺人鬼から逃げる夜」っていう韓国映画もよかったし、「死霊館のシスター」も良かった。「インヘリタンス」「0.0MHz」 も!
「インシディアス 赤い扉」はちゃんとサスペンス要素?とかホラー要素もありつつダルトンにスポットライト当てた話しやったよ!!
「かくれんぼ」は韓国の格差社会とかそういう問題も描かれてるヒトコワ系ホラーで、「パラサイト」と似てる部分もある。
「殺人鬼から逃げる夜」はざっくり言うと耳の聞こえない主人公が殺人を目撃したか何かで犯人と鬼ごっこする映画。まあある話やんって感じやねんけど、自分がまるで殺人鬼に追いかけられているかのような臨場感を味わえた。
「死霊館のシスター」1作品目は怖さを期待してたが故に期待外れ~ってのもあってんけど、2作品目は1作品目の答え合わせもしながら見て行ける+怖がらせ方のレベルが上がってた笑
ネタバレになるから言えへんねんけど、個人的にヴァラクよりもうひとつの悪魔が怖かったー😂
「インヘリタンス」は最後の最後まで翻弄される。これはあまり情報無い方がいい。
「0.0MHz」はただただ怖い😱
そのほかのベスト映画
上記以外にも、
「ザ・ホエール」「タイタニック」「BLUE GIANT /ブルージャイアント」「君たちはどう生きるか」「レジェンド&バタフライ」「ラーゲリより愛をこめて」
などの作品を教えていただきました。
「タイタニック」は今年3Dリマスター版での上映があり、劇場で観たことで改めて「タイタニック」の凄さを味わったとのことです。リバイバル上映で改めて名作を大スクリーンで観るというのもとても素敵な映画体験ですね。
「RRR」を今年観たという方も結構いて、「RRR」がスーパーロングラン上映されていたことがわかります。いつか道場で、「バーフバリ」前後編からの「RRR」というマラソン上映会をやってみたいなどと企んでいます。
「ザ・ホエール」や「BLUE GIANT /ブルージャイアント」は観たいと思っていましたし、「君たちはどう生きるか」は抑えとかないとだめな映画だと思っています。邦画の話題作や国内外のアニメも観ておきたいですね。
また他にも多くの方が「ゴジラ-1.0」を挙げられていましたし、わたしも先日劇場に行きましたが、なかなかの出来でした。色々と言いたいことはありつつも、怪獣映画としてはこれ以上のクオリティは求めにくいかなと感じました。正直なところ、山崎貴監督の事を全く信用してなかったのですが・・・。ゴジラが出てるところは本当に全部良かったです。(しつこいですが、言いたいこともありますけどね!!)
オススメ映画を教えてくださった皆さま、ありがとうございました!
2024年も素晴らしい映画に出会えることを楽しみにしています♪