Amazonプライム特典対象として、独占ライブ配信されているボクシングイベント「Prime Video Presents Live Boxing 」
2024年1月23日は、6回目のイベントとして、那須川天心 vs. ルイス·ロブレス、寺地拳四朗 vs. カルロス·カニサレス、アルテム·ダラキアン vs. ユーリ阿久井政悟 などの試合が大阪府立体育会館で行われました。今回も、もちろん独占配信。
地上波のテレビ局でボクシングの世界タイトルマッチが放映されていたのは、もはや昔の話という感じすらします。
ボクシングの世界戦が日本人にとって国民的なイベントという時代から、趣味や生活の多様性が広がった現代においてボクシングというスポーツは一部の熱心なファンがお金を払ってでも見たいと考えるイベントに変化してきました。
その過程において放送プラットホームがこのような形に変化してきたのは時代の流れと必然性を感じますし日本ボクシング界はその変化にうまく乗ることができたと感じます。
元ミドル級チャンピオンの村田諒太氏は、あるインタビューで「僕がデビューのころから試合をアマゾンで放送してくれていたら5倍はファイトマネーを稼げた」とコメントされていました。
ボクシングという危険な競技における世界タイトルマッチ、そのようなレベルの高い試合を観戦することはとても価値があることだからお金を払ってでもその瞬間に立ち会いたい!と感じてくれるようなファンが増え続けるといいなと思います。
それにしても、井上尚弥選手というスーパースターがいることもあってか、日本ボクシングの好景気ぶりには驚かされます。
日本国内のキックボクシングやMMAも、ABEMAやU-NEXTといった配信事業会社からかなり強力なバックアップを受けていると感じていますが、GAFAの一角である Amazonのバックアップに比べるとその規模があまりにも違いすぎるので、世界的スポーツとして認知されているボクシングが羨ましいくらいです。
ただ、今年1月23日に大阪で開催された「Prime Video Presents Live Boxing 6」というイベントを成立させた立役者はキックボクシングのスーパースターであった那須川天心である!
これについては、このイベントの宣伝を見ていてもはっきり言えると思います。
キックボクシングのチャンピオンであった那須川天心選手や武居由樹選手が、ボクシングにおいても際立った存在感を見せてくれていることは大変嬉しいですし、キックボクシングの頂点に立つ選手はボクシングと比べても劣るわけではないと彼らは感じさせてくれます。
とにかく今年は、キックボクサーたちのポテンシャルがしっかりと世間に認知されるきっかけの年になってほしいです。競技レベルはボクシングに全然負けてないと思っていますので。